次号、雲林院シリーズ番外編!「地獄裁判官ルシュクル」! 旧帝大、北白大の白帝高校卒生の十勝紙魚子は焦燥していた。 人間のあらゆる所作に希望を見出せない彼女は夜の街に溺れ 一丁のコルトガバメントを手にする。 だが世界は雲林院の友達の彼女のそんな身勝手な自殺を許さない。 地獄裁判官ルシュクルは 紙魚子との対話を通じて 次回「地獄裁判官ルシュクル(東大元暮らし)」の登場人物 ★板持極(イタモチ・キワム) 最高学府の東宝大卒にして超秀才。二浪一留している雲林院と違って既にFAOで働いているらしい。 雲林院をいびる為に同窓会にやってきた。森野は実はコイツがツンデレで雲林院の事を スゲエ好きなのを見抜いていて良い気がしていない。落世中学卒。 ★十勝紙魚子(トカチ・シミコ) 旧帝大の北白大の修士卒。知床の環境省レンジャーだが学生に戻ろうと画策中。 将来はプロの樹木医になりたがっている。雲林院と平坂を馬鹿にする為に同窓会に やって来る。女特有の陰険さ陰湿さで雲林院と平坂を苦しめる。白帝高校卒。 ★金子博人(カネコ・ヒロト) 旧帝大の名華大の工学部修士卒。世界有数の工業部品会社ファンタズマに勤めている。 環境浄化に興味があるらしい。COOLな振る舞いが目立つが余裕があるようで 雲林院と平坂を少しは認めている。ラジコンが趣味な偏屈な男。白帝高校卒。 ★ルシュクル 身体障害者で精神障害者な地獄の裁判官。命のサイコロを振って死亡者の行き先を決める。 行き先は有の世界と無の世界の二つだが有の世界に行くには1の目を出すしかない。 病気の関係で夜しか職業をこなせない。(活動するだけなら昼でもできる) 薄紫髪の儚い雰囲気の女。雲林院に惚れられていて本人も満更でもないようだ。